インタビュー サン・フレアとはたらくひと

翻訳は、地方でも子育てしながらでも、
世界とつながれる仕事です

UEさん

UEさん

登録歴3年

分野 : 産業機械、精密機械、電気・通信

メキシコの自動車部品メーカーでの通訳・翻訳業務を経験された後、現在は自然豊かな地域で、翻訳の仕事を心から楽しんでいらっしゃるUEさん。サン・フレアに登録されている日本人翻訳者の中でも、英語(英→日、日→英)とスペイン語(日→西)の2言語で活躍されている、数少ない翻訳者のお一人です。今回は、そんなUEさんにこれまでのご経験や現在の働き方について、お話を伺いました。

語学との出会い、そして翻訳の道へ

「私、九州の田舎に住んでるんです。田植えしたり、翻訳したり、そんな生活です。まさに”晴耕雨読”ですね。」

ー UEさんは、自然豊かな土地で暮らしながら、英語・スペイン語・日本語の3言語を使いこなす翻訳者。留学経験はほとんどなく、語学は独学で身につけたそうです。

「実家の隣に伝統工芸の織物工場があって、海外の方がよく来てたんです。そこで”Hi!”って声をかけたら返してくれて、それが嬉しくて。英語が好きになったのはそこからですね。」

語学との出会い
メキシコ現地の風景より

ー 大学時代にはバックパックでアジアや中南米を旅し、現地でスペイン語を習得。メキシコでは現地契約の通訳として働き、3言語を駆使して会議や資料翻訳を担当しました。

「現場の人とはスペイン語、社長とは英語、上司とは日本語。3言語でディスカッションしていました。時には、喧嘩の通訳までさせられて、まさに“何でも屋”でしたね。」

ー 3言語を駆使して、通訳・翻訳業務をこなすには、やはり苦労も多かったといいます。今も時間があれば、書籍を読み、語彙力・表現力のスキルアップを図っているそうです。特にミステリーやホラーが好きで、英語では Anthony Horowitz、Dan Brown、Stephen King などを愛読。ハラハラする表現や情景描写に注目しながらペーパーバックに書き込みや線を引き、日本語訳と比較することもあります。産業翻訳は文学とは異なるものの、読書を通じて「読み手に与える印象」を学ぶことはとても練習になると語ります。スペイン語原書の場合も、英語や日本語の訳書をあわせて読むことがあるそうです。

「英語、スペイン語、日本語のそれぞれの言語を同レベルに引き上げることは、今でも取り組んでいます。全部を引き上げられるよう、日々学びの連続です」

サン・フレアとの出会い

サン・フレアとの出会い

「独立してからは、ほぼ100%、サン・フレアさんからのお仕事で生活しています。住む場所に関わらず、国内外の企業や行政機関の仕事に関われるので、やっぱり面白いですし、やりがいを感じます。翻訳者としても成長を実感しています。」

ー UEさんが初めて担当したのは、化粧品メーカーのレポートの日英翻訳。その後も毎年継続して案件を担当しています。

「初めての案件が世界にリリースされた時は、もうテンション上がりました。フリーランスだけど、PM(プロジェクトマネージャー)さんとチームで仕事してる感覚があって、それがすごく嬉しいんです。」

ー サン・フレアのサポート体制や過去訳データベースの質の高さも、仕事のしやすさにつながっていると語ります。

「お客様によって求める品質が違うので、必ず過去訳を確認して、指示書と照らし合わせてから作業します。そういう情報を手厚く提供してくれるのは、サン・フレアさんだけですね。」

ワークライフバランスと自己管理

「今、小学5年生の子どもがいるんですけど、翻訳の仕事は地方でも子育てしながらでもできる。私にはすごく合ってます。」

ー 昼間に出かけたり、温泉でリフレッシュしたりするなど、柔軟な働き方を楽しんでいます。

「納品が終わったら、近くの温泉に一人で行ったりします。平日の朝に映画を観に行ったりもしますよ。最近は『鬼滅の刃』を朝8時の回で観ました。」

ー 災害時の停電にも備え、バックアップ用のバッテリーや通信環境も整備し仕事を継続できるよう準備しているとのこと。

「台風が来て、電気が止まったらどうしよう…って、台風シーズンはハラハラしてます。でも、スマホでWi-Fi飛ばして、インターネットを使えるようにしてます。もちろん、バックアップ用のバッテリーは必須ですね。」

責任感とプロ意識

「翻訳って、100人いれば100通りの文章ができます。でも、求められている品質を理解して、納期を守って納品することが大切です。」

ー UEさんは、翻訳者としての責任感を何よりも大切にしています。

責任感とプロ意識

「駆け出しのころ、PhraseTMSの使い方がよく分からなくて、徹夜で仕上げたこともありました。幻覚が見えても、納期優先で無視して仕事しました(笑)。今となっては面白い経験です。」

ー 納期を無視して、文学的な美しい日本語や美し過ぎる英語で120%を目指して完璧な文章に翻訳することよりも、お客様が求めている品質レベルを理解して、正確かつ目的に合った翻訳のクオリティで納期通りに納品しなければいけないと思っています。

「後工程の校正者さんやチェッカーさんにご迷惑をかける訳にもいかないし、もちろんその先で待っていらっしゃるお客様にもご迷惑が掛かってしまうので、納期は最優先で対応しています。」

今後の夢と展望

「将来的には、サン・フレア アカデミーで講師をしてみたいです。スペイン語や英語を教える側にも挑戦してみたいですね。」

ー 通訳業にも意欲的で、子どもがもう少し大きくなったら現地通訳にもチャレンジしたいと語ります。

「以前、自動車メーカーの工場での通訳の依頼をいただいたんですが、子どもが小さくて断念しました。でも、あと数年したらぜひ挑戦したいです。オンライン通訳なら今でも対応できますよ!」

【編集後記】

UEさんのインタビューからは、翻訳という仕事の柔軟性と責任感、そして地方に住みながら世界とつながる喜びが伝わってきました。語学力だけでなく、人柄や姿勢も魅力的な翻訳者です。

※サン・フレアでは、ISO 27001を取得しており、情報セキュリティを重視しています。登録制作者のみなさまにはセキュアな環境での作業をお願いしております。無料Wi-Fiなど、リスクのある通信環境の使用は禁止しております。

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